自分で遺言書を作成するためには

自分で作る遺言書の書き方

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自分で作る遺言書とは?

 

遺言書は偽造や改変または隠匿や破棄を防ぐため、さまざまな要件がありますが、その様式に従えば誰でも簡単に作成することができます。

 

遺言書作成キットや遺言書の書き方の本などもたくさん発売されており、人々の遺言書に関する関心はとても高くなってきています。

 

正確な数は把握することができませんが、遺言書を書いている人の割合は30年前と比べて10倍以上増えているともいわれています。

 

しかし、なぜ遺言書は必要なのでしょうか?

 

やはり「お金にまつわる相続トラブルを防ぐ」というのが一番の理由ではありますが、それだけではありません。

 

遺言書はあなたの最後の希望を叶える役割、さらに気持ちを伝える最後の手段となるからです。

 

2012年10月2日、41歳の若さで亡くなった流通ジャーナリストの金子哲雄さんが最後に残された遺言書は思わずあっぱれ!と言いたくなるほどの内容でした。

 

金子さんは自分の死としっかりと向き合い、自分のお墓のこと、葬儀のこと、奥様への生活費、葬儀の参列者に宛てられた言葉など、生前にやれることをすべて行っておりました。

 

「終活」という言葉を最近よく耳にしますが、金子さんのように生前にここまで準備ができる人はほとんどいらっしゃらないかと思います。

 

 

 

遺言書の書き方

 

遺言書は満15歳以上の者であれば原則として、誰でも行うことができます。

 

手軽に作成することができる遺言書の方式として「自筆証書遺言」が挙げられます。

 

これは自筆で遺言書を作成し、自分で保管するというもっともシンプル、かつ費用が掛からない方法で、要件さえ満たせば誰でも簡単に遺言書を作成する事が可能です。

 

ただし、自筆証書遺言の作成の際には、その形式について法的な要件があり、その要件を欠く遺言書は無効となってしまいます。

 

また、内容が曖昧な不完全な遺言書は、さらなる相続トラブルの原因にもなりかねませんので注意が必要です。

 

なお自筆証書遺言を被相続人が残していた場合、家庭裁判所による検認手続きを行わなければなりません。

 

 

自筆証書遺言の要件

 

自筆証書遺言は、用紙・書式(縦書き、横書きなど)、筆記用具の決まりは特にありません。
ただし以下の要件は必ず守らなければ、遺言書は無効となってしまいます。

 

①全部を自筆にて書く ※代筆、ワープロは×
②書いた日付をきちんと書く ※○月吉日などは×
③氏名を書き、押印をする 

 

これらを守っていれば遺言書としては有効となります。
内容はできるだけ正確に書くことが大事です。

 

例えば、土地を相続させたい、あるいは譲りたいのであればその地番、地目、面積など、しっかりと書きましょう。

 

また、遺言者が遺言時に認知症などを患っていた場合も無効となりますので、元気な内に遺言書は作成することをおすすめいたします。